こんにちは、松田です👓
あれやこれやと何かとばたついてしまい、 ブログをまともに更新できていないこの頃。
たまには一旦他の仕事を投げ出してブログに打ち込むのも良いかと思い11時30分更新開始でございます🔥
まずはここ最近のブログスタイリングをどどどっと♪
最後のスタイリングは大名パンナの清水君の写真を拝借♪
そして簡単にお気づきかと思います(笑)
『足元ほぼローファー説』🔥🔥
そうなんです、 ドレスカジュアルを売りとする我々パンナ、
スタイリングの足元にはついつい抜け感とドレス感が同居するローファーを持ってきがち。
定期的に”脱ローファー”な気分も高まり店頭でもご提案させては頂くのですが、 やはり基本は”ローファー”🔥
現にこれを書いている私の足元もローファーでございます(笑)
季節も進み日中も20度を超え、 若干お洋服も軽装になりがち、
そんな時に重要なのはやはり”足元”🔥
改めましてパンナ2店舗が鬼推しするローファーたちをご紹介で御座います!!!
pannaのローファーとして真っ先に出てくるのはやはりこの子、 通称「馬ちゃんローファー」🐎
*自然光の下での写真も大名から拝借♪
パンナがおそらく10年来でオススメし続けております定番商品「馬ちゃんローファー」。
毎度商品の説明もそこそこで完売しており、 意外としっかりと蘊蓄をご紹介出来ておりませんでした💦
まずこちらのローファーに関しては”革”が凄い🔥
知る人ぞ知るイタリアのタンナー「GUIDI社」の手掛けるこちらの馬革、
ホースバットと呼ばれる繊維密度の高い馬の臀部の革を採用し、
敢えて表面をきれいに仕上げ加工をせずに革本来の荒々しい表情とエイジングを楽しんで頂ける特選素材なのです🔥
*故に1足1足での個体差はなかなかのもの(笑)
👆は数年間着用で味をました清水君の私物💓
基本的にはカラーは一切入れずに固形の無色のクリームでゴシゴシとブラッシングを行うだけの簡単ケア♪
それだけで1足1足が持つポテンシャルが日に日に発揮され、 気付けば自分仕様の一足の育っていく楽しみ💓
「お休み用のカジュアルローファーの最高峰!!!!」と気分も上がり楽しんでいただける1足でございます!!!
細か~~~~な所ではございますが、
シンプルなデザインの中に太番手の糸と細番手の糸で施されたステッチは、
絶妙なアクセントを加えてくれる素敵な意匠⚡
この辺りのイタリアらしいセンスが光っております✨
「F.LLI Giacometti」 FG257 馬ちゃんローファー
color / TABACCO
size / 40 41 43 *他サイズも捜索可能です♪
price / 118,800円(税込)
お次はこの子♪
「F.LLI Giacometti」 FG257 アニローカーフローファー
color / DARK MELEZE
size / 39 40 41
price / 113,300円(税込)
コチラはエルメスがその傘下に収める世界最高峰のタンナー「デュプイ社」の手掛けるアニローレザーを採用✨
非常~~~~に目が細かいカーフレザーは新品段階でも美しい光沢を放ちますが、
経年変化によってよりしっとりと深い光沢を放つ様に変化していきます♪
と、こちらも特選素材ではあるのですが、 敢えて素材から離れて革靴としての”作り”にフォーカスを当てたいと思います🔥
まずはローファーとしてのデザインのキモとなるアッパーのモカ縫い!
Aldenの話をすると必ず出てくる話題が「モカ縫い職人の不足」。
手縫いでしか表現できないモカ縫い独特のお凹凸感、
これ、直接見て頂ければお分かりになるかと思いますが、
非常に美しく均等に施されたモカ縫いはジャコメッティの抱えている職人さんの技術力の高さが一目瞭然なディティール。
アメリカ物の様なハンド感溢れる立体感と均一に施されたステッチの完成度はもしかするとモカ界最強かもです🔥 続くディティールは、、、、
アキレス腱に向かってキュキュッ!!!!!と絞られたヒールカップ。
私自身も10年以上履いているスウェードローファーで体感しておりますし、
お客様からもお声を頂くのが「踵が抜けない!!」というお言葉✨
踵が比較的小ぶりな傾向にある我々日本人、 インポートのローファーは結構な確率で踵が抜けがち😅
クロケットのキャベンディッシュ3やボストン2の様に日本人の足型に合わせて作られたモデルであれば、 ある程度抜けないものもございますが、
抜けないレベルで行くとジャコメッティのこの「LUIGINO」という木型はほんとに神レベル✨
先日ご購入いただいたOさんも今頃このフィット具合に恐らく度肝を抜かれているはず。。。。(笑)
そしてここからは写真では説明できない革靴の製法のお話し📚
一般的に高級レザーシューズと言われる物の多くは「グッドイヤーウェルテッド製法」という作りの物が多いのですが、
ジャコメッティに関しては「ハンドソーンウェルテッド製法(九分仕立て)」という製法で作られています。
どちらもアウトソールの張替えの際にアッパーのレザーへのダメージを軽減するために、 アッパーとアウトソールの間に「ウェルト」というパーツをかませる製法なのですが、
グッドイヤーウェルトの場合は中底に「リブテープ」というパーツを貼り付けてそれとアッパー、ウェルトを縫い合わせるのに対し、
ハンドソーンの場合は中底とアッパー、ウェルトを直接縫い合わせる(めちゃくちゃ手間がかかる)ため、 リブテープ分の厚みを節約できるのとその分軽量化も出来るため、 圧倒的に柔らかく返りがよく軽い履き心地を実現🔥🔥
また、中に詰めるコルクの分量も少なくて済むために沈み込み過ぎて長年履いているとカパカパになる現象も起きにくいんです✨
などと文章で書いてみましたがなかなか図解でご説明しないと理解は難しいですよね😅
良かったらコチラのサイトが分かりやすく解説していますのでご参考にされてください。
簡単に説明すれば、
「職人の技術と手間によって長年履ける耐久性は担保しつつ、
極上の履き心地を実現した最高峰の作り」
と言ったところでしょう♪
そしてこの手の込んだ作りに最高峰の素材を使用した靴が10万円台前半で提供されているのが何よりも驚愕!!!
正直20万近い靴でジャコメッティに劣るものも世の中には多々、、、、
アパレル販売員でジャコメッティを選ぶ人間が多いのはその点が大きいかもしれません♪
そしてそして最後はこの子!!!
「F.LLI Giacometti」 FG254 スーパーバックアンライニングローファー
color / CAFE’NOIR
size / 39 40 41 42
price / 103,400円(税込)
英国はCharles F Stead / チャールズ・F・ステッド社のハイクオリティスウェード「スーパーバックス」を使用した、
コチラもパンナでは定番のアンライニングローファー。
前述の2型FG257と同様の「LUIGINO」木型のモデルですが、 アッパーの内張りのレザーを排したアンライニング仕様のFG254とい品番でございます。
ただでさえ返りが良く足馴染みも最高なハンドソーンウェルテッド、、、
そこに加えてアンライニングの仕様となるとその履き心地は、、、、、、💓
コチラのFG254、 ボトムスの試着ついでに試していただき、そのまま即決みたいなパターンも多い魔の一足💓
しかも今回届いたのは待ちに待っていたブラウン系の新色「CAFE'NOIR」☕
実はスウェードのカラーラインナップの中にブラウン系が今までなかった不思議💦
「茶系のスウェードあったらいいのになぁ。。。」と長年想い続けての今回の新色登場に半ば浮足立って即オーダー✋
先日ご試着いただいて検討となった熊本のH山さんに思いのたけをぶつけるべく本日のブログ執筆でございました(笑)
良し、久しぶりにこんな感じのブログを書いたなぁと時計を見ると17時💦
勿論接客やらなんやらやりつつですがやはりブログは時間がかかる💦
たま~~~~にこんな感じで更新しつつ、 インスタや動画系でも色々と上げていきますのでこれからもお付き合いくださいませ💓
あ♪ 靴と言えばこの子も月末あたり、、、、
コチラの製法は「マッケイ製法」♪
リアルに裸足で履いちゃってもいい子です💓
そしてそしてこのジャケットなんかも博多も入荷してるのでご紹介したいところ、、、
軽いし伸びるしカッコいい♪
この辺は動画で行くか、、、🔥
ではでは、松田でした~~~👓✋